NikonD200 AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
あまりの寒さに実家から、コートと革ジャンを送ってもらった。
これで、何とか冬は越せるかな。
最近ちょっと思うこと。
アラーキーって、やっぱ凄いね。
写真は、もちろんだけど、何が凄いかって彼の言葉を鵜呑みにして
にわかアラーキーがたくさんいること(笑)
彼が『構図やピントなんてどうでもいい』なんて書いたら
初心者は誤解して、なんだ写真てそれでいいんだって思ってしまう。
どうでもいいって言うのは写真で食べてる荒木さんだから言える事であって
初心者が言っても技術がない事を悟られない為のただの逃げの言葉でしかない。
実際、荒木さんは、かなり構図に気を使ってるし、ちゃんと三脚も使う。
表面的な格好良さばかり追求するより、まずはキチンと写真が撮れること。
それが大事だと思うんだけど。
こういう事を若い初心者の方に言うと趣味で写真やってるだけで、
楽しければいいじゃんって反論が必ずあるんですよね(笑)
まあね、確かにそうなんだけどね。
僕も初心者の頃そう思ってたし。怖いもの知らずというか。
でもね、どうでもいいじゃなくて、自分なりの技術論を仲間と話せたら
もっと写真は楽しくなると思うんだけどなぁ。
そう思うのは自分が歳とっただけなのかなぁ(笑)
初心者の頃、友人から結婚式のカメラマンを頼まれたことがありました。
といってもメインはちゃんとプロのカメラマンがいたんですけど。
もうその頃の僕はほんと勘違いヤローで、結婚式の写真なんて
簡単じゃんなんて思ってて、知識も技術もないくせに安請け合いしたんです。
僕ひとりでも大丈夫なくらいに思ってて...。
ところが、出来あがった写真を意気揚々とプロの方にチェックしてもらったら
一言『これじゃ使えないね....』
そう言われてもまだ僕は納得できず、プロの方の写真を見せていただいた。
もうね、ショックを通り越して、まじで吐き気がしたのをはっきり覚えてる。
その方の写真と比べたら僕の写真はピントはきてないし、場の雰囲気を
感じれない上半身のアップばかりの写真のオンパレード.....。
それまでの自分の写真に対しての甘さを痛感した出来事でした。
ブログを見ていただいてる初心者の方、僕みたくならないように
気をつけてください。
『自由な写真』の意味をはき違えないでくださいね。
決して『自由』=『いい加減』じゃないですから。